心のないボーカロイドは、本当に人を感動させられないのか?

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こんにちは、渡辺 堅伍(@watanabe_kengo3)です。

哲学的に面白いTweetがあったのでご紹介。

小学校の卒業式の歌の練習の時に先生が「皆さんボーカロイドは知ってますか?アレは機械なので心がありません。だから人を感動させる事は出来ません。でも皆さんは人だから気持ちをこめる事ができて〜」とか言い始めて言い返したかったけど何て言えばいいか分からくて悔しかった小6の思い出。ひよこミキサーさんのツイート

何だか情景が浮かぶような素晴らしいツイートじゃないですか?

私が学生の頃も、こういう感じの先生がいた気がするなぁ(感慨)

ツイートの中で登場する先生が当時仰りたかったであろう意見を整理すると、つまりこういうことだと思います。

機械→心がない→気持ちが込められない→歌で人を感動させられない
人→心がある→気持ちが込められる→歌で人を感動させられる

最初にツイートの内容を読んだときに、「この先生はかなり人間中心主義だったんだろうなぁ」と感じました。

kotobank.jp

私もボーカロイドが登場したときは「この機械的な音声を好きになる人間がいるのか?」と思ったものです。

ニコニコ動画はよく見てたんですけど、ボーカロイド系には懐疑的だったんですよね。

その価値観が変わったのは、ある日ランキングに上がっていたある動画が目に止まったときからです。

【GUMI】モザイクロール【オリジナル曲PV付】

www.nicovideo.jp

最初は、アニメ調の女の子が好みだっただけだったんですけどね(〃 ̄∇ ̄)

聞き始めた瞬間は「なんだ、ボカロか……」と思いました。

しかし、他にやることもなかったので、暇つぶしにしばらく聞いてみるとだんだん曲に惹きつけられていきました。

「なんだこれ、すげーいい曲じゃん……」歌詞の意味は良くわかんないけど

それからはボーカロイドに悪く思うような偏見を持つのはやめました。

良い曲は良い。悪い曲は悪い。J-POPと同じことだと。

最後に

気持ちが込められてない歌は人を感動させられないと考えると、動物とか虫はどうなんでしょうね。

平安時代にはコオロギを題材に用いた歌が詠まれていたようで、万葉集にも残っているようです。

コオロギが人間のために心を込めて歌っているわけでもないのに、当時の人達はそれに感動したりしたんでしょうね。

万葉集: 蟋蟀(こほろぎ)を詠んだ歌

こういうことを考えると、歌に心が込もっているかどうかなんて、重要な基準でもないと感じます。

結局はその歌を聞いた人間がどう思うか?ということなので。

ただ、インターネットをはじめとした情報革命が進んでる昨今なので、ボーカロイドのような新技術を受け入れられない大人がいるのは仕方ないとは思います。

それでも、偏見ばかりの大人にはなるべくならないように注意したいものですね……。