【書評】図解モチベーション大百科

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こんにちは、渡辺 堅伍(@watanabe_kengo3)です。

みなさん、モチベーションって保ててますか?

モチベーション保つのって大変ですよね。

「やってやるぞ!」って決意したはずなのに、いつの間にか怠けてて、「あれ?こんなはずじゃなかったのに……」みたいな。

人間というのは、どうにも”変化しない”という快楽に溺れてしまいやすい生き物のようです。

そんなときに、モチベーションと呼ばれるものが人間を動かすわけですが、これをどうやって発揮すればいいのか分からない!という方は多いはず。

そんな方におすすめなのが、「図解モチベーション大百科」です。

図解 モチベーション大百科

図解 モチベーション大百科

交互練習 何冊も平行読みする

書籍の中にある実験の中から、私の中で特に印象に残ったものを一つ紹介します。

ご紹介する実権は、被験者に4つの立体(三角柱、回転楕円体、球錐、半円錐)の体積の求め方を勉強してもらうというもの。

そのときの勉強の仕方に違いがありまして、

Aチーム 立体の種類ごとに練習問題を解いてもらった。

Bチーム 種類ごとにではなく、順不同に練習問題を解いてもらった。

結果的にどうだったかというと

Aチーム 正答率 89%

Bチーム 正答率 60%

まあ、そうなるだろうなって感じの結果ですね。集中して各立体の問題を解いたほうが、その解き方を深く理解できるであろうことは大体想像がつきます。

でも、驚くのは次の結果です。

1週間後に同様にテストをおこなったところ、

Aチーム 正答率 20%

Bチーム 正答率 63%

なんと!順不同に練習問題を解いていたBチームの方が正答率が高いという結果に!

…つまり交互練習は集中練習とくらべて理解しづらく、成果も実感しづらいが、長期記憶の役に立つ。本書 p.184

この実験の結果から見えてくるのは、

受験などで瞬間的に結果を出したいときは、問題の種類ごとに勉強!

自分の知識としてきちんと血肉にしたいときは、順番なんて気にせずに思いのままに勉強!

ってな感じでしょうか。

以前、本を1冊ずつ読むか?並行して読むか?という記事で、私は並行して読む派だと発言していましたが、知らぬ間に長期記憶にいい読み方をしていたとは驚きでした。

こういうふうに実験として結果が出ていると分かると、モチベーションが上がってきますね。

www.federation-of-it-republics.com

まとめ

この他にも、人間のモチベーションに関する様々な実験が載っています。

自分のためだけでなく、仕事をしている方でも「お客様のモチベーション(買いたい気持ち)に火をつけるにはどうすればいいか?」というのが分かるので、ビジネス系の知識としても非常に有益な本だと思います。

「モチベーションが保てなくて困っている……」

「どうにも店の売上が上がらない……」

こういった悩みをお持ちの方は、ぜひ「図解モチベーション大百科」を読んでみてはいかがでしょうか。